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雑誌をデータへ一括変換!『ScanSnap S1500』購入

2004年から買い続け、貯まりに貯まった『ゲームラボ』。
途中から気になる号だけ買うようにしていたのですが、気がつけばまた毎月買ってしまっている為、部屋を圧迫して困ります。

雑誌のデジタルデータ化も視野に入れ、いろいろ調べてみましたが、どこをみてもPLUSのA4断裁機『PK-513』と富士通のスキャナ『ScanSnap』の組み合わせが最強とのこと。

そんな訳で買おうか買うまいか悩んでいたある日、帰宅すると積み重ねたゲームラボの山が雪崩を起こしていました
そのを光景を目の当たりにし、その日の夜に早速注文。


届いて驚いたのがその大きさ。
断裁機『PK-513』はA4だと思い油断していましたが、台座が幅402mm×高さ400mm、ハンドルが持ち上がった状態がロックされた状態になるので、思いの外場所を取ります。

逆に『ScanSnap』はA4サイズの幅まで対応していながら、思っていたよりも小さい。
幅はB5ワイドのノートPCよりも小さいその省スペースさに、使う前から満足してしまうほど。

とはいえ、使ってみないことにはなんとも言えないので、まずは断裁機から。

断裁機といえばコレ!PLUS『PK-513』

■断裁機『PK-513』
さいとの備忘録さんを始め、各所で言われている通り、断裁する際、本が微妙に滑って切り口が斜めになってしまうとの事だったので、早速滑り止めグッズを買いに100均(ダイソー)へ。
マットの滑り止めと小物用の粘着面付きの2種類を購入してみました。(各100円)

小物用は間違えて粘着面両面タイプを買ってしまった為、今回は使用せず。
マット用のはあまりの化学品臭さに速攻で捨てました…orz


という訳で、裁断機PK-513を使うときの注意点にあるように、近くのホームセンターへ行き、厚さ1mm×幅50mm×長さ1mのゴムシートを購入。(248円)
それをA4横の長さに切り、刃の押さえ部分に当たらないよう両面テープで固定します。

ゴムシートを貼る前と貼った後で試してみましたが、確かに断面が斜めになる量が減りました。
が、まだ断裁慣れしていないのもあって、左側が若干斜めになってしまいます。
これはもう、数をこなすしかないですね。

機能面については言うことないです。
カッターで何度も切って…という手間と時間を考えると、それを数十秒で簡単にできるという事実には代え難いものがあります。



本スキャン専用スキャナといっても過言ではない『ScanSnap S1500 FI-S1500』

■ScanSnap S1500 FI-S1500
これは凄い!
解像度によってスピードが落ちることもなく、一枚1.9秒(体感値)ほどで300dpiのフルカラーを両面スキャンしてくれます。
しかも、一度にセットできる紙も50枚弱(公式では20枚)と思っていた以上に多く、雑誌ならば4回セットでスキャン完了。

最初こそ設定を決めるため試行錯誤したり、きちんとスキャンできてるか全ページ確認したりと時間もかかりましたが、いろいろ見切ればものの数分でスキャンが完了します。

備忘録ついでに雑誌スキャン用設定をメモ。


【「ScanSnap Manager」設定】
▼読み取りモード
 画質 : スーパーファイン(エクセレントでは逆に汚くなるとの情報も)
 カラーモード : カラー(同じ体裁のモノクロページがグレースケールと白黒で分かれるので)
 読み取り面 : 両面読み取り
 「継続読み取りを有効にします」にチェック ←重要

 (オプション)すべてチェックを外す ←重要
  文字をクッキリ → コントラスト強め。カラーだと色が飛ぶ
  白紙ページを自動的に削除
  文字列の傾き/原稿の向き
  原稿を上向きにセット

▼ファイル形式
 ファイル形式 : PDF(雑誌ならばテキストで検索をかけられそうなため)

▼ファイルサイズ
 圧縮率 : 3

「読み取りモード」のオプション上位3つはモノクロ(テキスト)原稿用ですね。
文字列の傾きなどについては、どちらかの悪さのせいで、すべて縦原稿なのにいくつか横向きで保存されてしまったので無視。
原稿セット向きはどちらでも良いのですが、基本通り、雑誌の上が下向き/表紙が奥・裏表紙が手前にセットのままにしてあります。

尚、ScanSnapはカラーの微調整ができません。
逆に上記の設定にしたところ、そこそこキレイに色が出ていました。


今回は上記の通り、悩み抜いた結果保存形式をPDFにしましたが、一番の悩みどころがビューアでした。
雑誌なので、表紙(単体ページ) → 1P/2P(見開き) → 3P/4P(見開き) … となりますが、JPGならば見開き画像ビューア『Leeyes(リーズ)』で良いものの、テキスト検索を考慮すると、やはりPDFは諦めきれません。

そんな訳で様々なPDFビューアを探してみましたが、意外なことにいつも使っている『PDF-XChange Viewer』で表紙単一表示に対応することが判明。


▼『PDF-XChange Viewer』の表紙設定
表示 → ページ レイアウト → 「見開きモードでカバーページを表示」 にチェック
(PDFファイルを基本見開き、表紙のみ1Pで表示)

あとは、アプリ右下のファイルが横並びになっているアイコンをクリックするだけで、雑誌をスキャンしたPDFに対応できるようになります。

ちなみに、
 ツールバー上で右クリック → カスタマイズ → 「コマンド」タブをクリック
  → カテゴリ:表示 → コマンド:見開きモードでカバーページを表示
をツールバー上に持って行くことにより、ショートカットボタンを作れて便利です。


PDFビューアも決定し、どんどんPDFファイルが生成していきます。
上記設定でA5サイズ/フルカラー250ページ/350dpiでスキャンし、PDF化したもので約170MBとファイルサイズもほどほど。
一日かけて家にあった44冊の雑誌をすべてファイルにまとめました。

44冊の雑誌が一つのファイルで管理
44冊の雑誌が一つのファイルで管理


最初に雑誌を断裁し、スキャンし始めたときは「一応雑誌の方も気になる記事だけ取っておこうか」なんて思っていましたが、しばらくすると「全部スキャンして速攻ゴミ行きだ~」とノリノリでした。


一点、使用上の注意として、スキャン面に結構ゴミが付着します。
カラーモードをカラーでスキャンしていたせいもあると思いますが、雑誌を3~4冊スキャンするとかなりの割合で1ピクセルのライン(スジ)が入ります。
なので、ディスプレイクリーナーのような柔らかい布は必須

特に濃色(黒地など)の上でしか目立たないため、最初の数ページだけチェックして、一通り終わった後にスジを見つけると相当へこみます。
雑誌のスキャンに一日費やしましたが、半分くらいは再スキャンでした…orz

付属の「ScanSnapOrganizer」はPDFの追加/削除ができるので、1/3くらいスキャンして保存。
中身をチェックし、大丈夫そうならば残りをスキャンし、2ファイルを結合するのがスマートなやりかただと思います。


などと書きましたが、各所で言われている通り、ホントおすすめです。
まだ一部の雑誌をスキャンしただけですが、本の状態で持っておくほどお気に入りではないマンガなどを片っ端からスキャンしていこうと思います。
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この記事へのコメント

- とたかさん - 2009年07月20日 08:21:24

こんにちは 自分も最近scansnap購入に踏み切りました。
一つ前のバージョンですが読み取りがぜんぜん楽で期待通り
のでした。OCRの認識は新しいのに付属したソフトの方がいいのかもしれませんが GOODです。 
業務用コピー機にも自動でスキャナーありますが新しいのでは
わかりませんがぜんぜんこちらのほうが早いです。買ってよかった。

- ゆーすけ - 2009年07月20日 10:52:37

僕も一つ前のバージョンを検討しましたが、数千円の違いだったので現行バージョンにしてみました。

使ってみないと伝わりませんが、あのスキャンの早さは異常ですよね。
今年一番の驚きでした。

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