初代Xboxを夢のエミュレータマシンにできる『Evolution-X(EvoX)』を今更ながらやってみました。
今ではXboxもだいぶ値崩れして手を出しやすくなったのですが、EvoX導入が確立されて久しいからか、ファイルの調達に苦労しました。
今回は
こちらを参考にやってみたいと思います。
■用意するもの・Xbox本体(XboxLiveを導入していないもの)
・トルクスドライバー(T20、T15、T10)
・
HDD_Driver(Xbox用のファイラー。MSVCIRTD.DLL、MSVCRTD.DLL、MFCO42D.DLL、MFC42D.DLL が必要)
・
EvolutionX(Bert_is_Cheating_on_Ernie_-_The_Pheonix_Project)
・
Phoenix(Complete_Signed_PhoenixBiosLoaderV1.3_et_bigfonts)
・
Dump4w(バイナリエディタ)
・
FFFTP(FTPソフト)
■EvolutionX 導入手順1・Xboxのガワをトルクスドライバー(T20)を使って
取り外す。
四隅のゴム足の端と、背面シール裏×2の計6ヶ所。
2・Xboxを
分解した状態で起動し、メニュー画面が出たらしばらく放置。
HDDの回転が止まったら、IDEケーブルを素早くPCにつなぎ替える。
3・OS起動後、HDD_Driverを起動し「Good News!」と出たら認識成功。
「Invalid Filename Size!」のエラーが表示されてもメニューは選択できるので、
Tools →
Back up HDD を選択しHDDの中身をバックアップする。
上記のエラーで“OK”を押し続けれるとHDDの中身が表示されるようになるが、ダメな場合は、
バックアップしたHDDのbinファイルを
Dump4w 等の巨大なファイルも編集できるバイナリエディタ
を使って開き、
0x00080000
0x2ee80000
0x5dc80000
0x8ca80000
0xabe80000
のアドレスにある
「FATX」という文字を「.... (ピリオド4つ)」に置き換える。
この際、元のバックアップファイルと、編集したファイルは別で保存しておく事。
編集したbinファイルを
Tools →
Restore HDD で、すべて書き戻す。
次に、再度
Tools →
Restore HDD から、今度は元のbinファイルを読み込み
“System”をクリックし、System部分のみ書き戻す。
これでHDDのファイルが見られるようになる。
4・HDD内の“System”フォルダにある以下のファイルをリネームする。
Xbox.xtf → Xbox.xft
Xbox Book.xtf → Xbox Book.xft
5・ダウンロードした『Bert_is_Cheating_on_Ernie_-_The_Pheonix_Project』にある以下の
ファイルをリネームする。
bert.xtf → Xbox Book.xtf
Snuffleupagus.xtf → Xbox.xtf
6・行程5で生成されたファイルのskinフォルダと*.nfo以外をHDDに入れる。
7・HDDをXboxに繋げ直し、Xboxを再起動。
成功するとEvolutionXが起動する。
■BIOS 書き換え手順1・XboxとPCをクロスケーブル(もしくはルータ経由でストレートケーブル)で接続し、
FFFTPを起動する。
【FFFTP設定】 ・ホストの設定名: xbox(わかりやすい名前ならなんでも可)
・ホスト名: XboxのIPアドレス(System Utils → Settings で確認)
・ユーザ名: xbox
・パスワード: xbox
・ホストの設定 → 拡張 → 「PASVモードを使う」のチェックを外す
・ホストの設定 → 高度 → 「LISTコマンドでファイル一覧を取得」にチェック
【PCのネットワーク接続設定】 ・IPアドレス: かぶらないIPを指定する(例:192.168.1.11)
・サブネットマスク: 255.255.255.0
・デフォルトゲートウェイ: 上記で設定したIPアドレス(例:192.168.1.11)
【Xbox(EvolutionX)の設定】 ・DefaultGateway: 上記で設定したIPアドレス(例:192.168.1.11)
2・Xboxと繋がったらCドライブ(system)とEドライブ(セーブデータ)をローカルにバックアップする。
繋がらない場合は、Xboxを“Restart”、または“PC”のネットワーク接続 → 修復を行う。
※ちなみに、PCのコマンドプロンプトからXboxのIP(仮に 192.168.1.200 と設定)宛てに
ping 192.168.1.200 -t と入力しEnterキー。
「Reply from 192.168.1.200: bytes=数字 time=数字ms TTL=数字」 …
接続中 「Request timed out.」 …
接続不可 停止する場合は、Ctrlキー+Cキー。 EXIT と入力しEnterキーで終了。
3・XboxのCドライブに『Bios』ディレクトリを作成し、
『Complete_Signed_PhoenixBiosLoaderV1.3_et_bigfonts』
を解凍したファイルからBiosファイルをその中に格納する。
4・Xboxの基盤を取り外し(トルクスネジ(T10×11))、基盤表側のR7D2の右、R7D3の下にある
2つの端子、基盤裏側のR7R3とR7R4の間にある2つの端子をはんだで繋げる。
詳しくは
こちらを参照。

5・Xboxを組み立て、起動する。
メニューから「Backup」でオリジナルのBiosをバックアップ。
その後、「BIOS FLASH」から行程3で入れたBiosを選択。
行程4で失敗しているとBiosの書き換えができない。
成功しているとアップデートが完了し、無事、EvolutionX化も完了。
Biosの書き換えが完了すると、自動的に電源が落ちる。
6・再度PCに接続し、HDD_Driverを使ってHDD内の“System”フォルダにある以下のファイルを
リネームする。(EvoXから持ってきた Xbox.xtf と Xbox Book.xtf は削除)
Xbox.xft → Xbox.xtf
Xbox Book.xft → Xbox Book.xtf
純正ダッシュボード → xboxdash.xbe
EvoXのダッシュボード → evoxdash.xbe
という訳で、なんとか無事、凶箱化が完了しました。
Biosアップデート完了後だかに電源が落ち、その後、起動不可になった時はどうしようかと思いましたが、
おやっとさぁさんのブログのおかげで助かりました。最後のリネームがちょっと違うようでしたが…。
次はHDD換装、そしてエミュレータマシン化に挑戦です!
(追記)
EvoxのBiosは
Evolutionx M8 Bios Plus が最新のようです。
また、上記で用意した『Phoenix』は使いませんでした…。
(関連)
■
Evolution-X(EvoX) HDD換装